NEWS 新着情報

  • TOP
  • /
  • 新着情報
  • /
  • ータイル工事に資格は必要ない?タイル張り技能士について解説ー

ータイル工事に資格は必要ない?タイル張り技能士について解説ー

タイル工事とは、外装や内装にタイルをきれいに貼り付けて美しくする工事のことです。

工事の仕上がりを良くするために、タイル職人には高い技術力が求められます。そのため「タイル工事をするには資格が必要なの?」「資格がないとタイル職人になれないの?」など、タイル工事に資格が必要なのか疑問に思う方は多いはずです。

結論からいうと、タイル工事をするために必要な資格はありません。しかし、タイル職人としての技術力を上げるためには、タイル張り技能士という資格が必要です。

この資格について知っておけば、タイル職人になってからのスキルアップの方法を具体的にイメージできるでしょう。タイル張り技能士は、タイル職人として重要な資格ですので、十分に理解を深めておくと今後のキャリアに役立ちます。

今回は、タイル工事に資格が必要ない理由や、タイル張り技能士について解説していきます。タイル工事の職人を目指している方や興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

タイル工事とは?資格がいらない理由

タイル工事とは、外壁や玄関、浴室などにタイルを張り詰める作業をいいます。

タイルは耐火性や耐熱性などの多くのメリットがあり、外装にも内装にも幅広く使われる建材です。また、タイルは見た目が美しいため、タイル職人がきれいに仕上げを行うことで魅力的なインテリアを実現できます。

そのため、タイル工事には高い技術力と体力が必要です。その技術力を身につけるために、資格が必要と考える人も多いでしょう。しかし、タイルの工事を行うには資格が必要ありません。現場での経験を積み、職人の技術を習得すればタイル工事を行えます。

 

タイル工事に役立つ資格

タイル工事を行うために必要となる資格はありません。しかし、タイル工事の技術を高めるための資格は存在します。

それが、「タイル張り技能士」という資格です。タイル張り技能士とは、タイル工事に必要な技術と知識を持ち合わせた人のこと。国家資格として認められている、タイル張りのスペシャリストです。

タイル張り技能士には、1級と2級があり、それぞれで求められる技術力が異なります。

タイル張り技能士の資格を取得すると、一人前のタイル職人として見られ、昇給や昇進、転職に有利に働くでしょう。

 

タイル張り技能士の資格内容

タイル張り技能士の資格を取得すると、タイル職人としての技術力を確かなものにできます。タイル張りについての知識や技術が身につき、現場でも活躍できる存在になれるでしょう。

そんなタイル張り技能士の資格は、1級と2級に分かれており、それぞれ実務試験と学科試験の両方に合格することで取得可能です。ここでは、受験資格や試験内容をお伝えしていきます。

タイルの職人を目指している方や、タイル職人としてより高みを目指す方は、参考にしてみてください。

 

タイル張り技能士の受験資格

タイル張り技能士の資格を取得するためには、まず試験に合格しなければなりません。その試験を受けるためには、1級と2級のそれぞれで下記の条件を満たす必要があります。

1級:7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験
2級:実務経験2年以上

タイル張り技能士2級は、実務経験が2年以上でなければ受験できません。2級を受けて合格できれば、そこから2年以上の実務経験で1級を取得できます。

また、1級も2級も専門学校を出ていると必要な実務経験の年数が変わるため、比較的早くタイル張り技能士の資格を取得することが可能です。

 

タイル張り技能士の試験内容

タイル張り技能士の試験内容は以下の通りです。

〈学科試験〉

  • 施工法
  • 材料
  • 意匠図案
  • 建築構造
  • 製図
  • 関係法規
  • 安全衛生

〈実技試験〉

  • タイル張り作業

タイル張りの専門的な知識を試されると同時に、技術面も問われる実技試験があります。この二つに合格して、初めてタイル張り技能士の資格を取得できます。

 

タイル張り技能士の資格を取得するメリット

タイル張り技能士の資格を取得すると、仕事の幅が広がったりタイル職人としての技術力を上げたりできます。技術力が上がることで、会社での昇給や昇進につながることも少なくありません。

また、職業訓練指導員試験の受験資格や職業訓練指導員試験の学科試験のうち関連学科の受験免除などの特典があります。

このようにして、自分の人生におけるキャリアの選択肢を広げることも可能です。

 

未経験からでもタイル工事はできる

タイル工事の職人になるためには、資格を取得する必要はありません。未経験からでもタイル工事の技術を身につければ、タイル職人になることは可能です。

また、タイル工事に最適な資格として、タイル張り技能士の資格があります。タイル張り技能士の資格を取得すれば、施工技術の向上や仕事の幅が広がるなど、さまざまなメリットがあるでしょう。

ただし、この資格を取得するには2年以上の実務経験が必要です。そのため、未経験から現場で経験を積んでいく必要があります。

 

伊藤タイル工業所で働いてみませんか

伊藤タイル工業所では、タイル職人の仲間を募集しています。未経験からでも一人前のタイル職人に育て上げますので、やる気があれば大歓迎です。

当社では、仕事の頑張りもお給料にしっかりと反映いたします。タイル張り技能士の資格を取得したい方も、当社であればしっかりと技術力を磨くことが可能です。

タイル工事に興味がある方や、技術を磨きたい方は、ぜひ当社で一緒に働いてみませんか。

 

まとめ

タイル工事を行うために必要な資格はありません。しかし、タイル工事に関する資格は存在します。それが、タイル張り技能士の資格です。

タイル張り技能士の資格は、タイルに関する知識や施工技術を認める国家資格です。取得することで、タイル職人としてスキルアップを図り、仕事の幅を広げられます。

ただし、タイル張り技能士の資格を取得するのには2年以上の実務経験が必要です。そのため、未経験からでも現場で技術を磨く必要があります。

伊藤タイル工業所では、タイル工事を行う職人を募集中です。未経験からでも一人前のタイル職人になるまで丁寧に仕事を教えてゆきます。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

2024.05.17