「タイルって自分で貼れないの?」「業者に依頼せずにタイルを貼れる?」このようにタイルのDIYについて気になっている人はいませんか?
以前はタイルを貼るのは、プロである業者にしかできないというイメージがありました。しかし貼り方を習得すれば、プロでなくてもタイルを貼れるようになります。最近では、シールタイプで簡単に貼れるタイルも見かけるようになりました。
今回はタイルを自分で貼る方法について詳しく解説していきますね。
タイルは自分で貼れる
最近は簡単に貼れるシールタイプのタイルが登場しているため、タイルは自分で貼れます。加えて、本格的な貼り方を習得すればそれほど難しくない作業です。
タイルは今や、DIYとして人気を集めています。タイルはシンプルながら、通常の壁紙よりも凸凹があるため、かわいさを感じられますよね。タイルにはただ色がついているものだけでなく、柄の入ったものもあります。それにより、おしゃれな部屋を演出が可能です。
本格的な貼り方はのちほど解説しますが、両面テープでタイルを壁などに貼れば、思いついたタイミングですぐ剥がこともできます。部屋の雰囲気をたまに変えたいというときには、最適な方法です。しかし、両面テープだけではタイルの重みを支える力がどうしても弱く、剥がれて落ちてきてしまう可能性があるので注意は必要です。
そして、タイルは壁や床に貼るだけではとどまりません。小さなタイルで作った小物入れとして玄関に置いたり、インテリアとしてトイレや棚に置いたりするだけでもとてもおしゃれです。
簡単に貼れるタイルが手に入る
さきにもお伝えしたように、簡単に貼れるシールタイプのタイルが手に入ります。裏面がシールになっているタイプのタイルです。すでに目地が埋められているので、シールの裏紙を剥がすだけで壁など好きな場所に貼れます。目地とは、タイルとタイルの隙間(継ぎ目)を意味します。
自分でタイルを張る手順
「職人みたく、本格的にタイルを張りたい!」そんな人に向けて、自分でタイルを貼る手順についてお伝えしていきますね。
用意する材料
タイルを貼る際に用意すべき材料は8つ。まずはいうまでもなくタイル、そしてタイルカッター、接着剤、バケツ、目地材、コテ、ヘラ、スポンジです。
目地材は、目地を埋めるために使う材料です。ヘラで目地材を広げていきます。そしてコテとは、接着剤を広げるものです。実際のプロによる施工では「クシ目ゴテ」というものがよく使われています。バケツは目地材を入れるために、スポンジは最後の仕上げに使用します。
貼る場所の長さを測ろう
まずは貼る場所の長さを測りましょう。貼る場所は、たとえばリビング、キッチン、洗面台の壁などですね。事前に測っておくことで、どのくらいタイルを用意すべきかわかります。
床や壁が汚れないように養生する
作業する前に、床や壁が汚れないように養生をしましょう。タイルを貼る際は、接着剤や目地材が飛び散ります。それによる汚れを防ぐために、新聞紙やブルーシートで床や壁が汚れないようにしましょう。
必要があればタイルをカットする
タイルの大きさを調節したいときは、タイルカッターで割りましょう。タイルカッターとは、タイル表面に傷をつけてから、押して割るタイプのカッターです。
壁に貼る場合、壁の真ん中と端に貼るタイルが同じ大きさでは、収まりきらないこともあります。奇跡的にぴったり収まるならカットする必要はないですが、それはごくまれです。
タイルを貼る
タイルの大きさを調節したら、順番に貼っていきます。貼る際には、接着剤を使います。接着剤をコテで均等に伸ばしてから貼りましょう。貼り終えたら、接着剤が乾くまでしばらく待ちます。次に目地を埋めていきますが、タイルが接着剤で完全に貼り付けられてからにしましょう。長くて一晩ほど置いておくと安心です。
目地材で目地を埋める
接着剤が乾いたら、目地材で目地を埋めていきます。目地材を使用する前に、貼り付けてある周りのタイルが汚れないよう養生します。養生の際は、マスキングテープや新聞紙を貼ると良いでしょう。そして、目地材はヘラで広げていきます。
汚れをスポンジで拭く
最後の仕上げです。汚れたところをスポンジで拭きましょう。目地埋めする際にタイルを養生しますが、それでも汚れてしまいます。スポンジを使用すれば、タイルについた汚れだけを落とせますよ。強く拭いてしまうと、目地材が取れてしまうので、優しく拭きましょう。
難しい場合は業者にお願いしよう
自分で貼る手順を踏んでも「タイルを貼るのってやっぱり難しい…」そう思った方は、思い切って業者に依頼しましょう。そもそもタイルは、新築への施工や完璧な仕上がりを求める場合、業者に依頼するのがベターです。
当たり前ですが、やはりプロにタイルを貼ってもらうと、仕上がりは非常に良いです。プロへお願いする場合は、ぜひ有限会社伊藤タイル工業所までお問い合わせください。当社では創業から約50年の実績とノウハウがあり、多種多様なタイルから提案しています。
まとめ
今回は、タイルを自分で貼る手順について詳しく解説していきました。職人のように本格的なタイル施工をする際は、目地材やコテなど、さまざまな材料が必要でしたね。
大まかな手順としては、タイルを貼る→目地埋め→汚れ取りして完成という流れでした。そして便利なことに、シールで貼り付けるタイプのタイルが販売されています。これを使用するのも一つの手ですね。
自分で貼るのが難しい場合や、完璧な仕上がりを求める場合は、プロである業者に依頼しましょう。
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伊藤タイルでは、タイル施工の未経験者も歓迎しています。未経験から一人前のタイル職人として活躍している先輩もいます。お仕事についてもぜひお気軽にお問い合わせください。